2016.08.17
こんにちは!現在、私たちNPO法人学生ネットワークWANは、”地方創生”を軸に、佐賀県伊万里市を中心とした地域の情報発信のお手伝いをしながら、伊万里市っていいなと思ってもらうためにはどうしたらよいのかを試行錯誤しながら活動しています。
その活動の一環で、8月6日~8日の間、”伊万里留学生観光体験会”を企画し、留学生5名(中国人2名、ベトナム人2名、フランス人1名)を含む参加者とともに、みんなで伊万里市を訪問しました。
今回の企画に参加してくれた参加者はもちろんみんな伊万里市初訪問。そのため、初めて伊万里市を訪問する方々がどのような反応をするのか想像がつかず、企画をした私たちも不安でした。ですが参加者の反応は私たちの不安を覆すものでした。
訪問1日目は、伊万里市食のまちづくりアドバイザーをされている田崎志織さんの協力の元、伊万里焼の歴史が町に溶けこむ町”大川内山”の街歩きを行いました。
今までに何度も伊万里市に行ったことがあるスタッフも初めての大川内山訪問でした。初めて聞く伊万里焼と大川内山の歴史、そしてその歴史が作って来た大川内山の風景に関心するばかりでした。今も歴史が生きる町の様子は参加者にとっても新鮮だったようです。
訪問2日目の午前中は、宿泊先の民泊”山ぼうし”さんが提供している、シーカヤックをみんなで体験しました!山ぼうしさんが提供しているこのシーカヤックは、海を間近に感じながら波が穏やかな伊万里湾を回遊することが出来ます。運が良ければ、湾内の島にある洞窟をカヤックで通ることが出来ることも!
シーカヤック体験の後は、宿主手作りのピザ釜でピザ作りをしたり、国登録有形文化財の建造物でもあり、佐賀県遺産としても認定されている”前田宅”や伊万里市の強い産業に注目して他地域と連携し新しい仕事を作ることを目的にした施設、”PORTO3316”を訪問しました。
そして、待ちに待ったどっちゃん祭り。参加者のみんなは始めは”どっちゃん祭り”という名前すら知らない状態でしたが、祭りの途中で開催された抽選会で抽選に当たったり、偶然出会った筋肉かき氷の方々と写真撮ったり、初めて見る女神輿に興奮したりと満喫しているようでした。
伊万里市最後の滞在日となった3日目は、おみやげを買うために、かけるだけの万能酢!”まさ子さんの万能酢”が有名な永楽屋や見た目はまるで伊万里焼!な”伊万里焼饅頭”が有名なエトワールホリエに行きました。
その後は大川内山へ行き、職人さんが作った平皿やマグカップなどの焼きものに自分のオリジナルの絵を描くことが出来るという絵付け体験をしに行きました。初めて絵付け体験をすることに戸惑いを感じながらも、いざ作業を始めると黙々と絵を描き始めていました。
誰でも簡単に自分でオリジナルの作品を作ることが出来るということで、参加者にとって思い出となる出来事になったと思っています。
最初は伊万里市と聞いて、「どこかわからない」「何も知らない」と言っていた参加者の皆さん。そんな皆さんから、3日間のツアーの後、「伊万里市は歴史があり、自然が豊かで町を盛り上げようと地域の方々が活動している活気ある場所だった。」「また伊万里市に行きたい。」と言う声を聞くことが出来、参加者の皆さんは各自のブログやfacebookなどで感想を書いてくれました。私たちが最初に思っていた不安に対して、これらの反応は非常にうれしく思うものでした。
今回の企画が実行できたのは、間違いなく協力してくださった伊万里市役所をはじめとする伊万里市の方々の協力があったからです。この場を借りて、お礼を申し上げます。
今後も地域に関わる活動をし、より多くの方々に”地域”を知ってもらう活動に励みたいと思います!応援よろしくお願いいたします!
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※ツアーで訪れた場所は私たちが運営しているガクログでも紹介していきたいと思います!こちらもぜひご覧ください!
http://www.gakulog.net/archives/5072