2020.09.19
NPO法人学生ネットワークWANは 9月19日(土)、一般社団法人伝統文化デジタル協議会、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会と共同で、TradTech(伝統文化×テクノロジー)サミットを、完全オンラインで開催いたしました。
第一部では、豪華ゲストをお迎えし「伝統文化のこれから」についてのディスカッションの場を設けました。
第二部では、九州・沖縄・山口の伝統文化のオンラインアンバサダー発掘を目的に、インスタグラム上で2020/7/15~8/15に開催した「U25限定九州沖縄山口浴衣モデルコンテスト」の表彰式も開催いたしました。
TradTech(伝統×テクノロジー|トラッドテック)開催に関するリリースはこちらです
そもそもトラッドテックとは、
Tradition × Technology (伝統×テクノロジー)
を略した、新用語。
本日のサミットでは、「技術伝承のための先端テクノロジー活用」を題に、ディスカッションが行われました。
▶︎登壇者
・モデレーター:森戸 裕一
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 代表理事
・藤波 努 氏
北陸先端科学技術大学院大学 ライフスタイルデザイン研究センター 教授
・乙部 信吾 氏
株式会社LIGHTz 代表取締役社長
・岡野 博一 氏
OKANO博多きもの制作所 代表
下記よりアーカイブ動画をご視聴いただけます。
伝統文化のオンラインアンバサダー発掘を目的に、この夏インスタグラム上で開催した「U25限定九州沖縄山口浴衣モデルコンテスト」。
各地から250件以上の応募が集まりました。
つまり、それだけの数の若者が、
お祭などの例年のような浴衣を着る機会がないにも関わらず、
浴衣を身に纏い、撮影地や伝統文化の魅力を伝える写真を撮影した
ということです。
受賞者の皆様からは熱意、審査員の皆様はそのような若者への熱いエールをいただきました。
ぜひ、下記アーカイブ動画でご覧ください。
式典の最後には、一般社団法人伝統文化デジタル協議会代表の平井みどり氏のお話がありました。
「伝統文化のチェンジには、若者のアイデアや発信力が必要。これからも、負担のない形で伝統文化に貢献してほしい。」
「負担のない形で」。
まさに今回のコンテストのように、若者が新しい視点で伝統文化を切り取り、新しい形で発信していく、ということでしょう。
NPO法人学生ネットワークWANは今後も、日本の伝統文化を新しい形で捉え発信していくきっかけづくりを行って参ります。